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Gunma
Prefectural Office
Art Site
2024.3.1fri-24sun 9am-17:30pm OPEN


2024年3月1日(金)-24日(日)9時-17時30分
会場:群馬県庁舎/鑑賞無料
2024.3.1fri-24sun OPEN 9am-17:30pm / Admission free

earth

群馬県の中心部に建つ群馬県庁舎は33階建て153.8mで県庁舎として日本一の高さを誇っています。32階の展望フロアからは赤城山・榛名山・妙義山の上毛三山や前橋の市街地を一望でき、多くの方々に是非訪れて欲しい場所です。
この度、群馬県庁舎を舞台に、群馬県で活動するアーティストの展覧会が開催されます。群馬県といえば、言わずと知れた温泉の地であり、また、雄大な山々に囲まれた自然豊かな地でもあります。古くから現代に至るまで、多くの芸術家がこの温泉文化や自然の景観に魅了され、数々の作品が産み出されて来ました。
昨年、多様性や独自性の象徴であるアートを活用して、他にはない魅力を生み出すことを目的とした「群馬パーセントフォーアート」推進条例が制定され、群馬県が注目を集めています。
「群馬県庁舎アートサイト」は公共空間でアーティストが制作や発表を行い、鑑賞者は気に入った作品を購入することもできる展覧会です。 この取り組みが新しいパブリックアートの一つの形として浸透し、気軽にアートを楽しんで頂ける場になればと願っております。
< ディレクター 山重徹夫 >


ART MAP

アートマップ | ART MAP

アート作品の展示場所は群馬県庁の6つの場所に展示しています。
群馬県議会庁舎前広場 / 本庁舎1Fエントランスホール / 本庁舎1F県民駐車場エントランスロビー/本庁舎2F県民ギャラリー/ 本庁舎2F県民駐車場屋上庭園/本庁舎32F tsulunos -ツルノス-スタジオ前カウンター



各展示会場MAP

ARTIST

アーティスト | ARTIST

群馬県でも盛んに行われるようになったアートイベントやレジデンスプログラム。 参加をきっかけに群馬県に魅力を感じ、活動の場としているアーティストが増えてきました。今回は近年群馬県内で制作発表をしているアーティスト3名を選出しました。


01. 半谷学 Manabu Hangai


Manabu Hangai
Manabu Hangai

〈半谷学 アーティストトーク動画〉


人と自然の相互作用から生じた不要な物が持つ負のイメージを、美のイメージに再生する循環に焦点を当てて作品を制作しています。 風力エネルギーでくるくるゆらゆらと動き、太陽光エネルギーで夜に発光する本作は、自然の恩恵に感謝し循環型社会を楽しむことの提案です。

プロフィール

武蔵野美術大学大学院修了 美術修士

主な展示

2023 昨日の名残 明日の気配 札幌芸術の森美術館
2022 中之条ビエンナーレ2022 (*2011年から参加)
2022 PAPER : 紙と現代美術 熊本市現代美術館
2022 かがわ山なみ芸術祭2022 綾川町(*2016年から参加)
2021 体感展企画室A4展 都美セレクショングループ展 東京都美術館
2020 半谷学展 さしがさ花の花ひらくころ 網走市立美術館
2019 グローバル ノマディック アートプロジェクト・サクべ – 白い道
2019 POST 3.11 本郷新記念札幌彫刻美術館
2019 半谷学展 花降り 苫小牧市美術博物館
2018 半谷学展 風の始まり ビエント アーツ ギャラリー
2017 ポンペツ藝術要塞 穂別野外博物館
2016 POST 3.11 原爆の図・丸木美術館
2015 半谷学展 アートの森で遊ぶこと 帯広市民ギャラリー
2014 六甲ミーツ・アート芸術散歩2014
2013 半谷学展 負のイメージから美のイメージへ 渋川市美術館
2012 ファーストカット展 マンチェスター美術館
2011 ガレリア デコ 開廊30周年記念 三次元の介入展(サンパウロ)
2011 韓紙+和紙 韓・日 現代美術展(シェマ美術館 韓国)

WEB http://www.hangais.com/art.htm
Instagram https://instagram.com/hangai_manabu
Facebook https://facebook.com/hangai.art.works



02. いくらまりえ Marie Ikura


Marie Ikura
Marie Ikura

〈いくらまりえ アーティストトーク動画〉


実家は幼稚園でした。記憶にある最初の作品は、その砂場で作った、お団子山でした。 楽しくて楽しくて、無我夢中で作って、気づけば周りに誰もいなくなっても生ききっていた姿に今一番憧れています。 自分はまだあの砂場に居て、今は無我夢中に絵を描きながら 誰か遊びに来てくれるのを待っているのかもしれません

プロフィール

2010年 多摩美術大学絵画学科油画専攻卒

主な展示

2023 中之条ビエンナーレ2023
2023 「YAMANOTE LINE MUSEUM」JR上野駅 壁画展示
2023 ザ・プリンスパークタワー東京 宿泊企画 客室窓アート
2022 TV朝日ドラマ「ジャパニーズスタイル」セット内壁画制作
2022 鉄道150年&日比谷OKUROJI2周年記念ライブペイント
2022 ニューマン横浜「ワンダーカナガワ」窓アート制作
2020.2022.2023 成田空港クリスマス窓アート制作
2020 大阪高島屋夢袋(福袋) 壁画制作
2020 丹波篠山まちなみアートフェスティバル参加
2020~2023 毎月1月 個展「絵の湯」特別協賛:スペースゼロ
2019 NHKエデュケーショナル ラウンジ黒板アート
2019 WOWOWドラマ「蝶の力学」放送記念ライブペイント
2018 東急百貨店・本店「双裳会」ライブペイント
2017 大丸・心斎橋店 300周年記念ライブペイント
2016 ユニクロ・ロシア新店舗オープン記念ライブペイント
2016 羽田空港フィリピン友好60周年ライブペイント
2015 ユニクロ・フィリピン新店舗オープン記念ライブペイント
2014 グループ展「Gen現:Ngayon」 NOVA Gallery

WEB https://lit.link/marieikura
Instagram https://instagram.com/ikura_marie




03. 浅野 暢晴 Nobuharu Asano


Nobuharu Asano
Nobuharu Asano

〈浅野暢晴 アーティストトーク動画〉


私が作る彫刻は「トリックスター」と呼ばれています。彼らは、人間が見ること、触れること、交流することが難しい異形の存在です。 そんな彼らに実体を与え、彫刻としてこの世に現すことが、私の仕事だと思っています。 群馬県庁のエントランスや庭園など、様々な場所に現れるトリックスターの少し不気味で、ちょっと可愛い姿をお楽しみください。

プロフィール

2004 筑波大学大学院修士課程芸術研究科美術専攻彫塑分野 修了
2001 茨城大学教育学部学校教育教員養成課程美術コース 卒業

主な展示

2023 旅するトリックスター2019-2022/大久保分校スタートアップミュージアム
2023 中之条ビエンナーレ2023 やませ(17、19、21年)
2022 BIWAKOビエンナーレ2022/旧寺本邸
2022 六甲ミーツ・アート芸術散歩2022/六甲高山植物園
2021 土イジり展/茨城県陶芸美術館
2021 体感A4展/東京都美術館
2020 現れるところ消えるところ/hasu no hana
2019 間の祭り/常陸國總社宮
2019 旅するトリックスター/ビエントアーツギャラリー
2018 こだま芸術祭/ 100年の森
2014 無何有の祭り/常陸國總社宮
2013 交感する身体/グランシップ
2009 祝祭/メタルアートミュージアム光の谷
2008 カフェ・イン・水戸 2008/水戸芸術館周辺
2004 第9回日本現代陶彫展/セラテクノ土岐
受賞歴
2022 六甲ミーツ・アート芸術散歩2022<オーディエンス大賞>
2013 グランシップアートコンペ2013 <グランシップ賞>
2004 第9回日本現代陶彫展 <銀賞>
2004 筑波大学大学院修士課程芸術研究科美術専攻彫塑分野 修了

WEB https://asanonobuharu.mongolian.jp
X(旧Twitter)@asanonobuharu

ART GUIDE

作品解説 | ART GUIDE

お気に入りのアート作品をウェブサイトから購入することができます。アート作品は展覧会終了後に順次発送致します。

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01. 半谷学 / Manabu Hangai
「Return of Wind Dragon 風の龍の帰還」

展示場所:群馬県議会庁舎前広場

群馬県議会庁舎前広場に展示している作品は、言葉では伝わりにくい循環型社会という考察を、視覚によってわかりやすく伝えることを目標にした美術作品です。
3月の前橋市は、強風の日が多くありますが晴天の日も多くあって、自然の再生可能エネルギーが豊富な時期です。枯渇する化石燃料に頼り過ぎずに、現在の自然の恩恵を受けながら暮らしを楽しむことは、これからの社会が求める大切な循環の一つではないでしょうか。
また県庁舎2階の県民ギャラリーでは室内作品として制作を続けている平面状の作品を展 示しています。こちらは社会の営みから排出される不要物や大量廃棄物などをリサーチし、 そこから得られる原材料を独自の「紙料」に再生して美術作品を制作する試みです。
リサイクルしやすい紙を扱いながら社会や環境について目を向けるきっかけを提示し、柔軟な発想や新たな可能性を求めて「紙料」を循環させることをテーマにした提案です。
作品の原材料にも目を向けて頂けたら幸いです。

〈半谷学 アーティストトーク動画〉


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02. いくらまりえ Marie Ikura
「BOUND バウンド」

展示場所:本庁舎1F エントランスホール / 本庁舎1F県民駐車場エントランスロビー / 本庁舎2F県民ギャラリー

県庁、県庁…。今までも「こんなところに描いていいのっ?」と、飛び上がるほど嬉しくなる場所に描かせて頂きましたが、県庁。飛び上がるほど緊張します。 私事ですが、これを書いてる今、家にこもって修行のように絵を描くお仕事をしています。
ほとんど外に出ない日が続き、椅子とお尻の境が分からなくなってきた11日目。
これが終われば、県庁。修行から解き放たれ、大きな窓を前にしたら。 両手足についた錘が地面にどすんと落ちるように、お尻から椅子を取り除く時が来たら。 きっと飛び上がるほどやる気に満ち満ち溢れることでしょう。
そういえば、先日お伺いした時強い風が吹いていて驚きました。これが噂の赤城おろし。飛び上がった拍子に、体を持っていかれ連れ去られないよう気をつけなければいけません。
あの風の理由はなんでしょう。春を誘っているのでしょうか。壮大な手招きです。 冬の始まりからだと聞きましたが、そうすると少し長すぎやしませんか。
あんまりしつこいと、振り向いてもらえませんよ。
そんな生意気なアドバイスをしたら、赤城山のひと吹きで追い返されそうです。 描く日を想像しながら浮いては消えるこんな物思いは、はたして当日まで残っているのでしょうか。Bound、Bound...。想像力には限界がないそうです。

〈半谷学 アーティストトーク動画〉


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03. 浅野 暢晴 Nobuharu Asano
「迎える異形 / 異形の庭園」

展示場所:本庁舎2F県民駐車場 屋上庭園
本庁舎32F tsulunos -ツルノス- スタジオ前カウンター

私が作る彫刻は「トリックスター」と呼ばれています。
彼らは、人間が見ること、触れること、交流することが難しい異形の存在です。そんな彼らに実体を与え、彫刻としてこの世に現すことが私の仕事だと思っています。トリックスターの特徴は、陶で作られ、足が三本あり、黒色であることです。
県庁のエントランスには、様々な場所に座るトリックスターが現れます。彼らが県庁を訪れた人々をお迎えし、県庁を訪れる人間たちの姿を少し不思議そうに見守っています。
2階の庭園にもトリックスターが現れます。 身体に植物を植えられた「植木鉢ックスター」や、正座をしている「正座ックスター」など、垣根に囲まれた空間ひとつ一つに、個性豊かな異形が現れ、庭園を「異形の庭園」へと変貌させます。
また、32階tsulunos前には、山の姿をした「山ックスター」が現れ、県庁の窓から見える群馬の山々を眺めています。 群馬県庁に現れた少し不思議で、ちょっと可愛い異形たちの姿をお楽しみ下さい。

〈半谷学 アーティストトーク動画〉


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半谷学 / いくらまりえ
「県民ギャラリー小作品展」

展示場所:本庁舎2F県民ギャラリー

いつもアートがそばにあると、日々の生活にいろどりを感じます。アート作品をコレクションするには、大きなスペースや、広い壁がなくては駄目だと思っている方々も多いと思います。
そこで、今回は本庁舎2F県民ギャラリーでは半谷学といくらまりえの小さな作品を予約購入することができる小作品展を開催します。(その場で持って帰れませんので、ご注意ください)
お部屋に飾りやすい小さな平面の作品を主に展示していますので、ショップサイトから予約購入されたお客様には展覧会終了後にご自宅にお届けいたします。もちろん、鑑賞だけでも楽しめますので、小さな作品の世界もお楽しみください。

LEAFLET

リーフレット | LEAFLET

県内各所で無料配布している公式リーフレットを閲覧またはダウンロードできます

ACCESS

アクセス | ACCESS

上毛三山に囲まれた平野部に建つ群馬県庁。県庁として日本一高い建物なので、群馬県内の広い範囲で見ることができます。本庁舎32F tsulunos -ツルノス-スタジオからの眺めは絶景です。

群馬県庁への交通アクセス

 群馬県庁所在地

〒371-8570 群馬県前橋市大手町1-1-1
お問い合せ 群馬県地域創生部文化振興課
Tel:027-226-2592 / Fax:027-243-7785
入場無料(県民駐車場は2時間まで無料)

 公共交通でお越しの場合

JR両毛線前橋駅下車、バス約6分
新前橋駅下車、バス約7分
中央前橋駅下車、バス約7分

 お車でお越しの場合

関越自動車道前橋インターチェンジから
国道17号経由、約10分

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SHOP

ショップ| SHOP

お気に入りのアート作品をウェブサイトから購入することができます。アート作品は展覧会終了後に順次発送致します。



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